これを書いている今、私の頭脳は非常に混乱しています
私は、人間です
自由があります
しかしそれはとてつもなく、脆い自由です
その自由を捨てて、より人間らしく生きてこの生命を全うしたいという欲があります
鳥かごのなかの自由ではなく、もっと広いそらでの自由を鳥かごの中から夢見ているような現在
それを、ここ数日考えていました
もう、取り繕う笑いには疲れました
でもこれからも、鳥かごのなかでつくり笑いをするでしょう
気がつけば、ほんとうの人間らしい自分がいないのです
正真正銘、鳥かごのなかの自由に慣れ過ぎてしまっているのです
だから、とべません
自由に広いそらを、滑空する術を忘れてしまっています
ただ何ごとも起こらぬよう、静かに日々過ごしています
抵抗することも、しなくなりました
泣くことも、しなくなりました
緩やかに、自分を殺してこの先長い人生を生きてゆかねばなりません
それでも人間なのでしょうか？
それとも、今は全て受け入れて広いそらを滑空するチャンスなのでしょうか？
すきなものを、すきだと言える自由
苦しみに耐える、自由
悲しみに耐える、自由
いちばん、人間らしいとおもって欲しい他人には人間らしく扱ってもらえず、私は妄想した愛情を欲す
もうだめだとおもいながら、妄想はグングンとふくれてゆく
そのなかに、自由はあるのかい？
間違った鉾先が、私を苦しめる
でも、今日もまたかわらず妄想にふける
馬鹿馬鹿しい
薬を飲んで、強引に眠りにつくことはもうできない
ただ残ったのは、右手には剃刀をもち左手には傷をつける
痛いとはおもわない、奇行
毎日、眠れずに過ごすことが平気になってきた
それは私の頭脳を、蝕む
夜になるのが恐怖に感じる
拍動を伴う、頭痛におそわれる
我慢しなくちゃいけない
そう、私には頼るものがなにもない
おかしくて笑いがとまらない
そんな人間に誰がした
自己責任です