2003年07月21日

このところ流行?うつTVCM

こちらのTVCM
うつになってめっきりTVっ子を卒業した私でも、最近よくTVで目にします
SSRIの一種パキシルでお馴染みの、グラクソ・スミスクラインという会社のCMです
因に、メンヘル薬の世界的シェアトップだそうです(医師の名義貸し事件で何かとスキャンダラスな、S医大の精神神経科助教授が言ってました)
それはさておき、うつ病(抑うつ状態)の患者のわたしがそのCMの"うつの話編"を見て思った事は、「うつはそんなに綺麗じゃない!うそっぱち!バカタ〜レ!」
確かに、グラクソ・スミスクライン社も製薬会社で、精神科やメンタルクリニックや心療内科の敷き居を低くして患者様を増やして自社の製品を使ってもらわなければいけないですからね
ただでさえ、医療費3割負担で患者は減っているのではないかと推測します
企業イメージCMだと割り切って見るといいかと思うのですが、どうも私情が優先してしまいます
例として、夫婦(旦那がうつ)・若い男子サラリーマン・若い女子の順番で出てくるのですが、いちばんうさん臭くかつ私的に許せないのは、最後の若い女子
何といったらいいのでしょう…
怒りで言葉になりません
すいません
CMのコンセプト的には全体通して、おそらく十中八九"うつは10人中2人(男子の場合)の割合でみんながなるものよ!早くお医者へgo!"という事なんだろうけれど、わかっているのにイライラ・はらわた煮えくり返る思い
ココロの病気だけれど、どこか身体症状もある
しかも、それが辛い
なのに公共の電波で、あんな容易く治る(寛解?)みたいな事を言われると「うつなんて、なまけ病」と誤認する人が「だから、そうだろう!」と更に大きな顔をするかも知れない(会社の上司に居そうなタイプ)
私としては、この程度TVCMでうつの今までのイメージが払拭されるとは到底思えない
まぁ、ないよりいいかしらくらいなモノです
いや、こんなにイイ感情は抱いていないのでない方がいいかも…
どっちだよ!って感じです
とにもかくにも、どんな手段であれうつが本当に辛い病気だと認知され、皆様が軽い症状のうちに医療機関にかかれるといいですね

フト思ったのですが、男子/は10人中2人・女子/10人中3人の割合でうつをはじめとする何らかの感情障害があるという数字が出ているのなら、いっそのこと"生活習慣病"にしてしまえばいいのではないかと思ってみました

日本では売っていない、グラクソ・スミスクライン社のSOLPADEINEという鎮痛薬を所持しているのですが(いただきものでございます)、まだ飲んでません
ワクワクです

Posted by nmk at 2003年07月21日 21:17 | TrackBack
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